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行事名 | 「シン・ハリマオ」公演 |
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昭和30年代「怪傑ハリマオ」というTV番組が人気を博しました。
植民地時代の東南アジアを舞台に、白いターバンにサングラスといったいでたちで馬にまたがり民衆の敵と戦う正義のヒーロー“ハリマオ”の派手な拳銃アクションに当時の子供たちは胸をときめかしました。
しかし荒唐無稽としか思えない“ハリマオ”にはモデルとなった男が実在します。
1911年福岡市南区生まれの谷豊(たに ゆたか)。
れっきとした日本男児だった彼が何故マレーシアでハリマオ・マラユ(マレーの虎)と英国人や華僑には恐れられ、貧しい地元のマレーシア人からは慕われる義賊となったのか?
またその後日本軍に協力して諜報活動を行うことになったのか?
彼の人となりを知る者が居なくなった現在、残った多くの謎を解明する手立ては殆どありません。果たして彼は本当に英雄だったのだろうか?戦争に翻弄された犠牲者の一人ではなかっただろうか?
少しでも真相に近づきたい、福岡の片田舎にこんな破天荒な男がかつて存在していたことを多くの人に知ってもらいたいとの願いから、彼の生涯をお芝居にしようと思い立ちました。
終戦から80年。長らく平和ボケだった日本ですが、国際情勢の不安定化により第三次世界大戦が現実味を帯びつつある今、“ハリマオ”とは一体なんだったのか、皆さんが観劇を機に思い思いに考えていただく、そんなきっかけになれば幸いです。
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開催日時 | 2024年 11月23日 ~ 2024年 11月24日 11月23日 ~ 11月23日 14:00~16:30まで │ 11月24日 ~ 11月24日 14:00~16:30まで |
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会場名 | さざんぴあ博多 多目的ホール |
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会場住所 | 福岡県福岡市博多区南本町2丁目3番1号 |
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交通アクセス | 電車でお越しの方】西鉄雑餉隈駅から徒歩3分 JR南福岡駅から徒歩12分 【バスでお越しの方】西鉄バス南本町バス停より徒歩1分 |
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料金 | 前売券: 一般3,000円 当日券: 一般(高校生~大人)3,500円 子供:(小学生~中学生)1,500円 |
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主催者名 | NPO法人博多映画道場 |
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備考 | <あらすじ> 1911年11月15日、谷豊は谷家の長男として福岡県筑紫郡曰佐村(現在の福岡市南区五十川)に生を受ける。 1913年、豊は家族と共にマレーに渡り初めてトレンガヌの土を踏んだ。 家族は理髪業を営み富を得るが、父親は豊と妹ミチエを日本の小学校で学ばせるため福岡に帰郷させる。曰佐高等小学校卒業後二人は再度トレンガヌに戻る。豊は実家の理髪店を手伝いながらも、地元の若者たちと喧嘩に明け暮れ急速に頭角を現し親分のような存在となってゆく。豊は19歳で現地のマレー人女性と結婚しイスラム教に入信。父親浦吉の激怒を招き日本に送り戻され徴兵検査を受けるが、身長が155センチ未満のため丙種合格(現役には適しない)となる。その後地元で就職するが、豊が帰福中にマレーでは悲劇が立て続けて起こった。父浦吉の病死と満州事変の勃発に怒った中国人暴徒による末の妹静子の虐殺事件である。翌年帰福した家族から妹静子の事件を初めて聞かされた豊は激怒。再び単身マレーに入り家族とはこれが永遠の別れとなる。 妹静子の復讐を誓いトレンガヌに戻った豊は理髪店を営む傍ら盗賊稼業を始める。やがて豊の店には無頼漢達が集まり出し急速に大強盗団が形成されてゆき、最盛期には配下3千名と噂されるほどだった。裕福な英国人と中国人の豪邸や商店だけを狙い金品を盗むが人的被害は絶対に出さない。奪ったものは貧しい庶民層に惜しげもなくすべて与える義賊団の首領である豊はハリマオと呼ばれ伝説的英雄としてマレー国内にその名を轟かせてゆく。一方1941年12月8日に始まった山下奉文将軍のマレー作戦では、陸軍中野学校出身者で構成された藤原岩市少佐(中野学校教官)を長とする諜報機関“F機関”が組織された。参謀本部ではマレー半島の実情が把握できておらず、マレー半島で活動できる日本人を探していたが、現地で盗賊として有名な“ハリマオ“の噂を聞きつけ谷豊に目を付ける。 |
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問い合わせ先 |
TEL:092-581-6352 FAX:092-581-6353 Mail:hakataeigadojo@gmail.com |
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